2014/01/02

新年の思い - Bonne Année 2014

Monet, Dec.30,2013

謹賀新年。
みなさま、新年いかがお過ごしですか。
とても久しぶりのブログの投稿で、新年のご挨拶とご報告。


2013年12月31日、日暮れ時。
愛犬・モネが天国へと旅立ちました。
約2ヶ月間、病と闘い
11年4ヶ月、とても短い命に幕を閉じました。

愛くるしく個性的で、いつまでも子犬のようだったモネは
家族にとって癒やしの存在でした。
モネのあまりにも早い旅立ちに
これまでにないほど喪失感とショックは大きく
涙に明け暮れる年明けとなってしまいました。

2014年元旦は、お別れのセレモニーに家族で立ち会い
しんみりとひっそりと
モネをはじめ、30年間供に過ごした歴代ペットたちの
思い出を家族で語り合いながら過ごしました。

写真は、お別れの前日
実家からわたしの部屋に遊びに来て寛いでいた時の一枚。
この日もとても具合が悪く、ずっとウトウトしていたモネの
この一瞬のこの表情を捉えることができたことは
今思えば、奇跡のようです。
逢う度にいつも写真を撮りまくっていた私に
最後に精一杯のいい表情を見せてくれたのかもしれない。
どこか淋しげだけれど凛とした表情に、
見る度、涙が出そうになります。

***

写真を撮ることをおろそかにしていたこの数ヶ月…。
今年は、また新たなる出発、
日々を見つめ直し、たくさん写真を撮りたいな。
旅をしよう、と心に決めたお正月。

笑顔あふれる素敵な一年にしていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

My sweetest Monet, R.I.P.

2013/07/29

ふらっと旅 - Après la pluie, le beau temps

彦根城, 2013

大切な幼なじみの出産が間近に迫る7月末の某日
マタニティフォトの撮影に大阪へ。
(その素敵な写真は、また次回・・・)

その翌日は、せっかく関西まで足を運んだからには
京都で夏のひとときを過ごそう、と意気揚々。

在来線で大阪から京都に向かったところで、
予期せぬ出来事が起こる。
焦る、汗る。
ウキウキしすぎていたのがいけなかった。

当初の旅の予定を変更して、行き先は滋賀県・米原へ…。
米原って、新幹線止まるのに、なーんにもない。
なにもないけれど、わたしの大切なものが保管されている。

そう・・・
電車に置き忘れたバッグが米原で救出され、
再び電車に乗って、お迎えに行くことに…笑。



無事バッグを救出してから、
気を取り直して、お昼ごはんを食べようと
お隣の街、彦根に向かう。

たぶん、こんなこともなければ行くことはなかったであろう城下町。
キャッスルストリートでは
ちょうど「ゆかた祭り」が開催されていて多くの人で賑わっていた。
でも、それ以外の通りはあまりにも閑散としていて
なんでこんなところを歩いてるんだっけ?と幾たびも苦笑する。

せっかくだから、と、距離感もよくわからないまま
ひたすら琵琶湖を目指して、歩き続ける。

もう、とにかく大きすぎて、海だと言われたら、これは海だ
と思うほど大きな琵琶湖をみて、しばし満足。
ああ、がんばって歩いた甲斐あった…。


一期一会。
もうここに来ることは二度とないだろうね、とか言いながら
ハプニングがあっても、なんだかんだ笑って、笑って
楽しいふらっと旅でした。

Après la pluie, le beau temps
そんな感じ。
日本語のことわざでは「雨降って地固まる」だけど
そのまま訳して、「雨のち晴れ」な旅の思いで。

2013/07/13

パリの恋人たち - des amoureux de Paris

Île Saint-Louis

7月初旬、強行スケジュールでパリ出張へ。
お仕事とはいえ、少しでもパリ時間を過ごせるのは
とてもシアワセなこと。

今回のパリ散策は、
暮らしていた時にはあまり足を運ばなかったエリアで
街中のウィンドウディスプレイを隈無く見て回ったり
初パリの上司をお連れして観光要所を歩いたり
新しい発見もある貴重な時間。

あっという間だったけれど、よい旅でした。

Le square Boucicaut


7月、とても気持ちのよい気候で
パリの恋人たちの姿が美しく輝く季節。

J'espère qu'on se promènera ensemble 
la main dans la main un jour à Paris.

2013/06/24

三浦半島 - du soleil au coeur

観音崎, 2013

梅雨の晴れ間の日曜日、
三浦半島をぐるりとめぐるドライブへ。

観音崎に到着して、ランチの行列を待つ間
海岸でのんびり
海のにおいと風を感じるひととき。

このところ雨降りでじめじめした日が多かったけど、
夏至を過ぎて、暑い夏が本格的に始まる前に
さわやかで心地よい夏時間。


三浦半島の内側と外側では、
海岸の景色が異なっていて、趣深い。

「いったいペリーはなんでここにやってきちゃったんだろう?」
と思うような入りくんだ浦賀。
三浦大根の畑が広がる、高台の景色。

陽が暮れて、由比ヶ浜をお散歩すると
夜空には、薄雲の向こうにスーパームーン。

心にいっぱい素敵な景色をつめこんで
今週もがんばろう。


2013/05/25

鎌倉散歩 - les changements de saison

由比ヶ浜, 2013


今日は、母と姉と久しぶりに3人揃って
鎌倉で贅沢ランチ。
母の友人が行きつけの小さなイタリアンレストランにて
1ヶ月半遅れでわたしのバースデーを祝ってくれました。

ランチの後、八幡様にお詣りし、まっすぐに若宮大路を下って
由比ヶ浜までゆっくりお散歩。

海岸で羽ばたく鳶の飛行が美しくて
しばらくベンチに座って三人で空を見上げていました。
写真は曇り空だけれど、5月らしい気候で
とても気持ちのよい一日でした。


山手, 2013


この二ヶ月あまり、桜の季節以来ブログをアップできなかった。
ほとんど写真を撮ることができずにいただけでなく
心の景色がぐんと変わるような出来事に
うまく気持ちを整理できずにいたのかもしれない。

4月の誕生日の一週間前のこと、
この1年で、まさに最も仕事が佳境という時に
急性盲腸で緊急手術という最悪の事態に見舞われた。
36歳、最後のさいごに身をもって厄落とし。

入院中と退院後、弱った身体でしみじみと感じたのが
健康と家族と仲間のありがたさ。
そして、いろいろな事に無理しすぎていた自分への反省だった。
仕事仲間や家族には大いに迷惑をかけたけど
まわりの人の優しい言葉と愛情が身にしみた。

そして、退院してほどなく、誕生日に仕事復帰してから、
心の景色やまわりの状況が、みるみると変化していったように思う。

長いながい、さむーい冬が終わり
ようやく雪が溶けて、地面が露わになって、
木々に少しずつ芽が出て、花が咲くような
そんな季節の移り変わりに似た、穏やかで優しい変化。

家族にお誕生日をお祝いしてもらった思い出に
この嬉しい変化を書き留めておこうと思う。

そんな優しい変化を少しずつ
これからの写真で表せていけたらいいなーと思う。

2013/03/31

桜 - Sakura 2013

横浜山手, 2013 

今年は咲き始めが例年よりも早かったせいか、
桜の見頃がいつもより長いようでなんだか得した気分。

これは先週末、ちょうど満開の頃に撮った写真。
大好きな横浜の桜の景色。

山手の急な坂道を上ったり下ったり。
のんびり歩きながら、桜の時間を一人満喫した週末。

「お花見会」的なものには一度も参加しなかったけれど
毎日の忙しさの中で、桜の木を見上げながら
その変化を楽しむことができたらそれでいいとしよう。

木々がほのかにピンクに色づくこの季節。
新しい季節のはじまり。



心にも春がやってくる・・・といいな。

2013/03/10

沖縄旅 - Okinawa

久高島, 2013

2月はこのブログを更新できなかった。
仕事が目が回るほど忙しかったり、
心に余裕がなくなってしまったり。

そんな中、2月の最後の週末に、弾丸ツアーで沖縄へ。
サイクリングのイベントに参加して、30kmを無事完走。

2月でもあたたかい日差しと、真っ青で透き通った海。
大自然に触れ、緑の芝生に横になりリラックス。
光がきれいで、空気が気持ちよくて、
何度も歓声をあげながら、ひたすらバイクをこぐ。
まさに、思い描いていた休日。
ありがとう、ナオ。

途中、フェリーに乗って訪れた久高島は、琉球神話聖地の島で
沖縄の人でも、畏れ多くてなかなか足を踏み入れることがないのだそうです。
島出身のチャーミングなおじさんが、ママチャリに乗って先頭を走り、
島を案内してくれました。
スピリチュアルな空気に触れ、特別な時間を過ごして
エネルギーをチャージ。
(したはずだったんだけど・・・)

サイクリングで自然を巡る旅、これからの楽しみになりそう。




あれから二年。
祈りの日。