2012/11/04

銀色のすすき - la belle journée d'automne



11月最初の週末。
気がつけば、今年ももうあと残すところ二ヶ月。

9月から仕事をするスタイルを変える中で
心身の休息時間を十分に取ったり
仕事よりもよりプライベートや生活に目を向けて
大好きな人たちとの時間を大切に過ごした。
10月に入ると少しずつ、ゆったりと物事が動きはじめてきて
今までお世話になったり、一緒にお仕事させていただいた
いろいろな方との関わりがあり、
振り返ってみると「大感謝祭」とも言えるような
充実した一ヶ月だった。

そうした流れの中で、ようやく
自分のありようが見えてきて
やる気が沸いてきて、新しい一歩を踏み出せたような感じ。

そして、ふと立ち止まりもう一度心の中を見つめる。

11月になると思い出す。
この銀色に輝くすすきが広がる秋の景色。
その景色の中にいた時の時間の流れの中では
深い哀しみも、幸せや喜びも、
あらゆる気持ちが
すすきとともに、静かに輝いていた。
ものごとが変化していく前のいちばん美しかった時。

人生には、たぶん、月のように、
満ちていく時と静かに引いていくような時があるのだろう。
今年の前半は、試練が多かったけれど
11月を満ち足りたような気持ちで迎えることができた。

これから冬に向けて、また時は静かな方へ流れていくかもしれない。
でも、そんな中でも、楽しいことをたくさん見つけて、
感謝の気持ちを持って毎日を歩んでいこう。

0 件のコメント:

コメントを投稿