Monet, 2012 |
久しぶりに実家に帰ると
とにかくストーカーのようにつきまとう白犬、モネ。
モネがうちにやってきたのは、
わたしの兄弟、ポメラニアンのロッキーくんが18歳で亡くなった年、
パリに住んでいた頃のこと。
最初の数年はずっと家にいなかったせいか、
一緒に住み始めても、
モネにとってわたしはちょっと特別な存在だったようで
何年経っても、毎日家に帰る度に、
それはそれは一方ならぬ大歓待を受けたものだ。
それは、「ヨロコビグミ」的なパフォーマンスで。
でも、その喜びは本物の。
で、この笑顔でつきまとわれるのだからたまらない♡
どんなに疲れて帰っても、
哀しすぎて、家に足を踏み入れる直前まで涙を流していても
モネの大歓待には癒やされたものだ。
犬や猫や、うさぎやモルモット・・・
どんなペットを飼っている人にとってもきっとそうであるように。
「ただ君はそこにいるだけで、
世の中に存在しているだけで、
癒やしと笑顔をくれる。」
「白いマリモ」, 2012 |
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